炭焼き(後編)

炭焼きの説明(後半)

炭焼きの大きな目安となるのが煙突から出てくる煙の色や香り大きなポイントになってきます。

 

☜この写真は、見ての通り水蒸気が多く含まれており樹木に含まれてい る水分が出てきている状態です。

☜ここまでになってくると、水分が飛んできている証拠ですこの蒸気の温度を測るだけで80℃あります。

煙突の上にのせて煙を制限する。(炭の良しあしが決まる)

※香ばしい良い香りがしてきます。

 

 

☜一見すると熱くないように見えますが、普通の温度計では測れない110℃以上になっています。

これくらいになると、煙もかすかに出ているのですが青白く変色してきます。それが、炭化が進んでいる証拠です。

窯を閉めるタイミングは、それこそ日本人ならではの勘とコツの世界になってきます。(これがまた面白い)

 

最終的には、これくらいのすき間にしていまいます。

※一日だいたい30㎝程炭化していくそうです。

 

 

 

 

中の窯の内部はこんな感じで、真っ赤です。

400℃~500℃程(職人さんによれば)あります。

 

 

 

 

窯の中に酸素が入らない状態にします。(酸欠状態)

  

あとは、窯が冷めるのを待つのみです・・・。

窯を開けるのは、24日以降に予定しています。結果は、開けてみてのお楽しみです。

※やり方はその地形、気候、温度、湿度、窯の形、使っている石、石の組み方、経年劣化による空気の漏れ等々があるためこの方法が正しいという事はありません。その地域の職人さんによってやり方も変わってきます。

 

 

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