大きくて白い花が咲く木が
並んでいます。
まずはこれ。
コブシです。
コブシの花はこんな感じです。
花びらは完全に開き、いろんな方向に向いて開花します。
コブシの花びらは6枚。
もうひとつはこれ。
モクレンです。
白木蓮の花は、花弁が完全には開かず、「上」に向いて開花します。
私たちは白木蓮の横姿しか見てないことが多いです。花びらは9枚。
しかも花びらはコブシに比べてかなり肉厚。あと、白木蓮は開花している間は葉っぱがありません。花が終わってから葉っぱが出てきます。
モクレンもコブシも、さすが同じモクレン科モクレン属だからなのか、葉っぱも同じ、見分けがつきませんし、樹皮も同じです。違いが明確になるのは開花してから。
モクレンには紫と白があり(正確には紫と白でグラデーションになっているものもある)、コブシには白しかありません。よって紫やピンクやグレデーションの花が咲いたら、それは間違いなくモクレンです。で、白木蓮かコブシか?ってことになりますが、これも花を見れば一発で分かります。